千年戦争アイギスとアルスラーン戦記、片方しか知らない人用の話

7月5日公式生放送にてコラボが発表され、個人的にはかなり微妙な気分になっているのですが、来るものは来るのだから仕方がない。

コラボ概要

アイギス公式生放送まとめ2017年7月

プレイミアム会員なら2017/08/04(金) 23:59まで視聴可能

千年戦争アイギスとは?

公式放送資料

アルスラーン戦記とは?

公式放送資料

コラボ概要

7月6日メンテ後~20日メンテまでのコラボ大討伐ミッションでダリューン(黒,ロイヤルガード)が報酬

あとはガチャ(コラボ召喚)

アルスラーン戦記を知らない方へ

生放送でも声優の方が話していましたが、アイギスとストーリーが被っている部分があるので、興味があれば見てみれば良いと思います。

一応、ファンタジーというジャンルに分類されているようですが、

 

ノリは蒼天航路やキングダムのような歴史物で、主人公パーティには呂布や信(キングダムの主人公の片方)風な一騎当千な人達が沢山いる。(ただし主人公は軟弱)

正直一番面白いのは原作(小説)で、出来れば原作をおすすめしたいですが、それはアニメや漫画が面白かった場合に考えてみてください。

田中芳樹作品、銀英伝に関して

昔色々書きました。

(なお、このゲームは今年2月にサービス終了。大体は危惧した通りでしt)

最近はどちらが知名度が上なのかよく分からないですが、昔はアルスラーン戦記より銀英伝の方が遥かに知名度が上だったはず。

自分はアルスラーン戦記も十分面白いと感じていますが、他人にすすめるのであればとりあえず銀英伝の方。

世界観は艦これに近いのでアイギスに持って来られても微妙ですが。

作品を視聴する(読む)にあたり

やや妄想染みた暴論もありますが、これを読むと田中芳樹作品に出て来る異様な行動をしている人々の解釈が捗るはず(とはいえこの本の解釈が面倒ですが)。

アルスラーン戦記の方だとナルサスが解放した奴隷達が~、ホディールの奴隷達が~とか。深く考えると実は主役級の連中の異常な忠誠心も・・この話はやめておこう。

ナルサスのアルスラーンへの説教の多くは、上の本の内容を噛み砕いた感じのものが多いので、もっと説教を聞きたくなったら是非!

絶世の美女・・?

アルスラーン戦記の最新のアニメ及び漫画版は親しみやすい絵ではあるものの、ファランギースの絶世の美女なる設定に「・・?」とか感じる場合がある模様。

コラボ対象からやや外れるのでこの話をして良いものか迷ったのですが、そんな風に感じた場合はOVA版を見てみると、人によっては納得しやすくなるかも。

 

アイギスを知らない方へ

ゲームの何がどう面白いかは「とりあえずプレイしてみてださい」としか言えないですが、

ナルサス級の軍師なプレイヤーが沢山いるゲームなので、ある程度ゲーム内容を把握すれば動画鑑賞は面白くなるはず(この点だけは保障できる)。

ゲームそのものよりも集まっているプレイヤー、コミュニティにこそ面白さの本質があると言っても過言ではないです。

個人的にコラボが気に食わない理由

アイギスにしろアルスラーン戦記にしろ両方好みの部類ではあるものの、コラボなる行為に安っぽい印象があり、そんな安直な手段に流れて欲しくなかった。

ただ、この手の集客を行わない事にはこれ以上新規を増やすのも難しい気がするし、軽々しく世界観をぶっ壊す方針のゲームの方が人気になっている現実もある。

アイギスはもっと流行って欲しいと思うし、そう願うならこの手の嫌悪感は我慢するしかないのかな~とも・・。

『田中芳樹作品だから』な部分もあるかも

銀英伝のヤン提督は大きな功績を上げて有名になった後で、全く関係ない(というか本人の考えと逆の)政治宣伝に利用され、それを愚痴るシーンがありましたが、

コラボってつまりはそういう事じゃないですか。これと似たような話は作中に何度か出て来るし、原作者の方がそういった行為を嫌っている。

私にとって政治権力とは下水処理場のようなものさ。なければ困るが自分から近付きたいとは思わない

いや、ゲーム運営は政治権力ではないですが、その名前を使ってガチャで集金をするとかやり口が政治家t・・ああそうか。

仮に銀英伝のゲームがガチャ集金をしたり、集金ガチャの絡まないコラボであれば別にどうでもいいし(もし艦これに来るような事があれば鎮守府に帰るし!)関係ないのにガチャ集金に利用だから気に食わないのかも。

なんとなく好みが分かる故に

アルスラーン戦記もですが、状況に対して受け身気味な主人公を周囲の人間達が盛り立てる話が多いので、著者の周囲がどうあって欲しいか、どんな扱われ方をされたいかがなんとなく分かる。もっと言えば「どうあって欲しくないのか」が分かる。

「~が大嫌い」という事を主張せずには(書かずには)いられない作家なので、

ビッテンフェルト家には代々の家訓がある。他人を褒める時は大きな声で、貶す時にはより大きな声で、というのだ

その事を考えるとモヤモヤして、しばらくは感情が納得出来そうにないです。

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