一血卍傑用 日本神話の話③ スサノヲのヤマタノオロチ退治編

スサノオ ヤマタノオロチ退治

びっくりする程読まれない日本神話シリーズ③。適当に書いた愚痴記事よりもずっと読む人が少ない。

旧城プロのサービス開始初期、ニコニコ動画で[お城に詳しい人が、城プロをプレイしながら城の解説をする動画]が人気だった事があり、一血卍傑サービス開始直後に神話の話をすればそこそこ需要があるだろう・・と、読み違えました

といっても、日本神話の記事が読まれない事より、ゲーム自体が初動でスベった事の方が遥かに予想外なのですg・・。

全然読まれない日本神話シリーズ

泣いているじいさんとばあさん、少女との出会い

スサノヲ 全然読まれねーし、ボスでも探すか

オオゲツヒメ殺害容疑で逃亡中のスサノヲは、出雲の肥河(ヒノカワ:現在の島根の斐伊川)の上流の鳥髪(トリカミ:現在の鳥取と島根の間にある船通山)という地にやって来た。

川に箸が流れて来たので、スサノヲは「これは人がいるな・・」と判断して探索を始める。そして、泣いているじいさんとばあさんと少女を発見した。

スサノヲ「お前ら誰だよ?」

じいさん ばあさん

じいさん「わたしたちは国津神の大山津見神(オオヤマツミノカミ)の子供で、私は足名椎命、妻が手名椎命(アシナヅチ・テナヅチ)、そして娘が櫛名田比売(クシナダヒメ)です」

卍傑 クシナダヒメ 日本神話 クシニ ナッタ ヒメとか言うな

オオヤマツミノカミの子供達

に少し書きましたが、ニニギに嫁いだコノハナサクヤヒメイワナガヒメもオオヤマツミの子。なお、姉のイワナガヒメが醜かったので、ニニギはイワナガヒメだけをオオヤマツミに送り返しt・・。

コノハナサクヤ イワナガヒメ ブス

ニシギ 元ネタ 卍傑 bsの方はいらないから帰ってね☆

ボスのステを教えろ、報酬を約束しろ

スサノヲ「なぜ泣いているのか?」

じいさん「自分たちの娘は元々8人いて、高志(越国)のヤマタノオロチに毎年食べられてしまい、今は1人しか残っていない。そのヤマタノオロチがまたやって来る頃なので・・」

スサノヲ「そいつはどんな奴なんだよ!」

スサノヲ 種族,属性,HP,攻撃力,防御力,スキル,全部言え

じいさん「目が赤くて、身体は一つだが、頭が八つ、尻尾も八つ」

ヤマタノオロチ 特徴

ばあさん「身体からヒカゲノカズラやヒノキや杉が生えている大きな化け物で、腹は常に血が滲んでいる」

ヤマタノオロチ

スサノヲ「よし分かった。そいつを倒したらお前らの娘を俺に寄越せ」

じいさん「いや、お前の名前も知らんし」

スサノヲ「俺はアマテラスの弟のスサノヲで、高天原から来た」

じいさんばあさん「わかった、なら倒したら娘をやるよ」

スサノヲは約束を取り付けると、クシナダヒメを湯津爪櫛(ユツツマグシ⇒このサイトに画像有り)に変えて、自分の髪に刺した。

スサノヲ「んじゃお前らは、まず酒を造れ。その次は垣根を造り、そこに8つの門を作り、祭壇を作って、桶を置いて、その中に造った八塩折之酒(やしおりのさけ)を入れておけ」

ヤマタノオロチ 酒 スサノオ

ボス狩り開始

スサノヲの言った通りの仕掛けを準備したところ、やって来たヤマタノオロチは8つの頭を酒の桶に突っ込み、飲み干し、その場で酔って寝てしまった。

スサノヲ やはり強ボスは状態異常でハメ殺すに限るな

スサノヲは眠ってしまったヤマタノオロチを所持していた十拳剣で切り刻む。

その時、ヤマタノオロチの血で肥河は真っ赤になった。そして、尾を切っている時に何故か剣の歯が欠けてしまう。

スサノヲ ん、なんかドロップしたか…

怪しいと思ったスサノヲは剣の先で尾を切り裂いてみると、中には刀が入っており、これをアマテラスのところに持って行って鑑定させたところ、三種の神器と呼ばれる草薙剣(くさなぎのつるぎ)だった。スサノヲは草薙剣を手に入れた。

スサノヲ 超レアGETだぜ♪ ついでに嫁もGETだぜ♪

めでたしめでたし

剣と嫁を手に入れてご機嫌のスサノヲは、クシナダヒメと一緒に住む宮殿を建てる土地を出雲で探し回り、須賀という地に宮殿に建て、歌を詠んだ。

八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を

※これが日本の短歌(和歌)の起源だと言われる。意味はやくもたつ – Weblio古語辞典あたりをどうぞ

歌を詠んだ後でスサノヲはじいさん(アシナヅチ)を呼び、宮殿の責任者に任命して、稲田宮主須賀之八耳神(イナダヌシスガノヤツミミノカミ)と名付けた。

ここで一区切り

イザナギ、イザナミから始まった話はここで一区切り、ここからは別の話が始まる。具体的には国津神(地上に現れた神)オオクニヌシノミコトの話

オオクニヌシ オオクニヌシ

一血卍傑の三章、第四話からの話が絡む感じに。

卍傑 日本神話 関係

ここまでのストーリーで出て来たのが天津神(天上の神々)で、国津神の代表がオオクニヌシ。そして北欧神話のアース神族VSヴァン神族のような状況に・・。

オオクニヌシ 険悪

という事情も卍傑の設定にはきっちり生かされています。

気楽な過疎記事

最初から読まれない事がほぼ確実な記事を書くのは妙に楽しい。読まれたら読まれたで嬉しいのですが、読まれたくない(気楽に自由に書きたい)欲求も強い。

沢山読まれる記事は自分の記事ではなく公共物のような気がして来るのですよ。自分の為にではなく、ページを使っている人の為に~な心境になって、そんなスタンスで書いていると心が疲れる。

中途半端な内容なのを少し後悔

スサノヲ 『ここの台詞は超適当』

画像の横の台詞っぽいもの以外は、多少省略することはあってもほぼ原文(古事記)通りの内容なので、もっと全体的に超訳にした方が面白かったかな~と。

最初はもっと読まれると思っていたので、書く時に緊張していて、そういった発想が出来なかった。ろくに読まれないからこそ書ける内容の話というのもあるので、そうできなかったのが悔しい。書き直そうかな・・

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